ふわふわのタオルをずっと使い続けたい![]() お気に入りのタオルがそうなってしまうとちょっと残念なものです。 そうしたタオルを、ずっとふわふわに保つ方法はあるのでしょうか。 一般的に、タオルの寿命は洗濯30回程度、と言われています。それくらい洗うと生地が傷んできて、最初の柔らかい感触はなくなってきます。 しかし洗濯の仕方によっては、その寿命をのばすことができるのです。 また、いったんゴワゴワになってしまった場合であっても、洗い方によって復活させられる可能性があります。是非試してみてください。 洗い方でタオルの寿命が変わる!
まずは洗いです。
洗濯機で洗う場合、洗濯物同士をこすりあわせたり、洗濯機によっては洗濯槽にぶつけるようにして洗うことで洗浄力を得ようとします。 ですから、洗濯物をぎゅうぎゅうに入れておくと、ゆとりがないためにタオルの繊維が詰まって、早くゴワゴワの感触になってしまいます。 タオルの寿命をのばしたい場合は、洗濯物の量にゆとりを作り、少し多めの水で洗うようにするとふわふわを保ちやすくなります。 その他、新しいタオルを洗う時に注意する点としては、柔軟剤を利用される方もいると思いますが、あまり使う必要はありません。 タオルはすでにふわふわの感触を持っているため、柔軟剤を使っても効果が低いだけではなく、使用量が多いと吸水性が低下することもあります。 柔軟剤を使いたいという場合も、量を多めにしておけば間違いないだろうという考えはやめ、適量にこだわるようにしましょう。 実は干し方こそが重要?
しばらく使って感触が悪くなったタオルのふわふわ感を取り戻したいという場合、洗い方よりもむしろ干し方が大切かもしれません。
そもそも、ふわふわ感というのはなんでしょうか。 タオルの生地の表面をよく見てみると、丸く生地がループしている部分がいくつも確認できると思いますが、これはパイルといいます。 このパイルが、新しいタオルの場合はしっかりと立っていて、それが肌に当たるのでふわふわに感じられますが、 使っていくうちに、パイルが倒れてペタッとしてかたくなってしまったり、抜けてしまってゴワゴワに感じられるのです。 ですからこのパイルが残っている場合、立たせればふわふわ感が戻ります。 具体的には、干す前にタオルの中央の両端を持って、振ります。 10回から20回程度振ると、パイルが起き上がって、乾いた時にふわふわ感を得ることができるようになります。 干す際の注意点としては、直射日光を当てすぎると生地が痛むので、乾いたら速やかに洗濯物を取り込むのがベストでしょう。 |